東京23区で1億円越え!新築マンション価格高騰中
買うなら駅近のマンションがいいよね。
セキュリティーもしっかりしていて安心!
実際に見に行ったりしたけど、ちょっと価格がな~。
確かに!宝くじでも当たらないとちょっとね・・・。
最近、買い物を物価が上がってきたと実感することも多くなってきました。
さて、人生でも大きな決意とともに購入するのはマイホーム。
マイホームの値段によって生涯の住宅にかける費用が大きく変わっていきます。
今回は、2024年1月時点でのマンション価格の推移などの記事を書いていきます。
・これからマンション購入を検討している人。
・住んでいるマンション売却を検討している人。
・住宅の間取りを眺めているのが好きな人(住宅が好きな人)。
23区内のマンションが億ションになりました。
以前は一部のお金持ちが湾岸エリアに1億円以上のマンションを購入し、そのマンションは億ションと呼ばれておりました。
その億ションは庶民には高嶺の花。
お金持ち=億ションというイメージだったな~
しかし、ここ数年で状況は変わりました!
あくまで東京23区内ですが、2023年の新築マンションの平均価格が1億円を超えました。
東京 23 区は戸当り平均価格 1 億 1,483 万円(前年比39.4%アップ)
1 ㎡当り単価172.7 万円(前年比34.1%アップ)
首都圏 新築分譲マンション市場動向 2023 年のまとめ/株式会社不動産経済研究所
高騰は都心だけ?
平均価格が1億円超え、そんな景気がいい話を聞くと、どうしても気になるのは自分の家の資産価値は上がったの?ということ。
買ったときよりも高くなっていたら一気にお金持に!そんなジャパニーズドリームをかなえたいですよね!
本記事では23区内とそれ以外の首都圏のデータを表にまとめました。
エリア | 平均価格 | 前年比 | 1 ㎡当り単価 | 前年比 |
東京23区 | 1 億 1,483 万円 | 39.4%アップ | 172.7 万円 | 34.1%アップ |
東京都下 | 5,427 万 円 | 3.7%アップ | 81.5 万円 | 2.4%アップ |
神奈川県 | 6,069 万円 | 12.2%アップ | 93.2 万円 | 14.2%アップ |
埼玉県 | 4,870 万円 | 7.5%ダウン | 76.7 万円 | 1.3%ダウン |
千葉県 | 4,786 万円 | 4.0%アップ・6.0%アップ | 70.2 万円 | 6.0%アップ |
こう表を見ると東京23区だけ突出してます。
23区内の平均マンション価格は他のエリアより2倍以上、それに前年比の増加率が他のエリアから桁違いで増加!
東京強し。
他のエリアは確かに価格等は伸びているが、そこまで急激ではないですね。。。
23区内マンション等をお持ちの方はかなり資産価値が上がっている可能性かも。
埼玉県は逆に前年比でマイナスになっている。
なんで、こんなに上がっているの?
なんでこんなにも都心のマンション単価が上がっているのでしょうか?
原因は、単純にマンションの原価が上がっていることです。
マンションの原価とは、
①用地代
②建築費
③人件費・販売促進費
になります。
実は①から③はここ数年上がってきており価格が上がっていること=マンション販売価格の高騰に繋がっているのです。
また、①用地代と③人件費・販売促進費は緩やかに上がっておりますが、②建築費は最近はかなりの上昇率で2015年と比べると最近は1.3倍になっております。
建築費指数 (2023年12月分)/建設物物価調査会
新築マンション原価のうち建築費割合はとても大きいから、これが高いとそのまま販売価格に影響があるだ。
億ション、それでも売れる理由
23区内の平均マンション単価といっても、23区内どこでも億ションなのかというと、そうではないです。
やっぱり販売元も売れ残りを発生したくないから、高くても売れるエリアを厳選してマンションを建てています。
その厳選エリアとは都心5区+文京区。
都心5区とは、千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区で昔から不動産価格が高いエリアで、その5区を総称して都心5区と呼んでいます。
マンションという住宅の建物なので、住むうえで住環境と教育水準が高く人気のエリアである文京区が都心5区にプラスされます。
このエリアであればちょっと高くても付加価値を付けることによってまだ十分に販売することができると判断されてまだまだ開発されてます。