不動産の知識

新築と中古どっちがいい?

shaun@ymail.ne.jp
ネコさん
ネコさん

ションさん、家を探しているけど良いのある?この辺の新築物件は全部チェックしたけど、決め手がなくてさ~。

ション
ション

ピンと来なかったら無理に決めなくてもいいかもね。

ネコさん
ネコさん

思い立ったが吉日!買おうと思って探しているけど、新築てやっぱり高くてね~。

ション
ション

中古住宅も視野に入れると、いい物件が安く購入できるかもよ。

夢のマイホームはピカピカの新築。

青々しい芝生に、雲一つない空に、出来たばかりの真っ白い壁が特徴のマイホーム。そんなマイホームをバックに一家が揃って記念撮影・・・理想的ですよね~。

良いことには悪いことも併せてあるのが世の常。ピカピカの新築住宅は一般的には価格が高いというデメリットがありますよね。今回は新築と中古住宅についてお話したいと思います。

新築は高い

新築のメリットは沢山あります。冒頭にお伝えしましたが、すべてがピカピカ。経年劣化とは無縁です。反対に、デメリットは、価格が高いことです。

昨今は建築費の高騰により住宅価格はより高くなりやすい状況ですので、新築で探してみると価格にびっくりするのではないでしょうか。

みんな新築は第一候補

日本人は新品好きですので、せっかく買う家は新築という方は多いはず。そりゃ、家だから長く住めるように新品ピカピカの新築というのも大変理解できます。

でも、それは予算が合った場合です。

現在の年収をみて、無理のない範囲で新築が購入できるのであれば全く問題ないのですが、予算オーバーであれば価格が安い中古も選択肢として入れても良いでしょう。

一生で大きな買い物だから、新築は気持ちいいものですが、毎月の支払が重くなるのは少し考えものかもしれません。

※筆者は家に限らず、車も中古です・・・泣。

購入する際の予算について前にブログを書いてますので良かったら覗いてみてください。

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中古住宅のメリットとデメリット

中古住宅のメリットとデメリットは新築とほぼ正反対になります。

メリットは価格が新築より低いことですよね。

下のグラフは住宅価格が築年数ととも価格がどのように下がっていくかを表したものになります。

意外かもしれませんが、マンションと木造戸建てだと価格が下落するスピードが違って、木造戸建てのほうが、早く価格が下がりやすくなります。

中古戸建住宅の価格査定の例「中古住宅流通、リフォーム市場の現状」/国土交通省

デメリットはやはり中古は建物と設備が古いことになります。念願のマイホームで設備が一昔前だとちょっと気持ちが萎えるかもしれませんが、気になるところだけプチリフォームをすれば気持ちはリフレッシュするかも。

新築も一度でも人が住めば一瞬で中古

新築は一般的に建物が出来て、1年未満の未入居の建物のことをいいます。

ですので、築半年の家も、購入して一瞬でも住んでしまえば新築ではなく中古になります。

なお、中古になると、一瞬にして金額が落ちます。これは一瞬で価格が下がるというわけではありません。新築だとマンションや戸建てを建てた会社の諸経費が売価に乗っているのですが、中古になると建てた会社が含んでいた諸経費分が無くなるためその分が安くなるわけです。

※諸経費とは、モデルルーム、人件費、その他販売するための販売促進費など。

意外に忘れがちな仲介手数料

住宅を購入したときに不動産会社に支払う仲介手数料ですが、実は払うときと、払わなくて良い時があります。

この仲介手数料ですが、金額が決まっていて、「成約価格×約3%」となってます。例えば、4,000万円の住宅であれば4,000万円×3%で120万円となります。120万円て結構大きい!

基本は仲介手数料はかかるものと考えてOKですが、例外として新築の場合は売主が直接不動産会社になり、仲介手数料がかからないです。

まとめ

新築と中古どっちがいい?

①金額が合えば新築 設備も新品だから、永く使える

②予算を優先なら中古 

③設備が古ければ、その部分だけでもリフォームが良い

ABOUT ME
ション
ション
不動産好きのファイナンシャルプランナー
◆10年近く不動産の仕事に携わる。マンション・戸建ての売買や倉庫・店舗・アパートの賃貸など広い領域で仲介実績あり。 ◆保有資格:1級ファイナンシャルプランナー技能士、宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者
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