事故物件は素直に教えてくれるの?
ここ最近、巷では怪談が流行っているようですね。
そういう筆者も結構オカルトとかも好きなのでいろいろお話しを聞いたりしていると、良くある話で、借りたお部屋の中では夜な夜な科学では解明できない現象がおきる等・・・。
よくよく聞くとそのお部屋では、過去にとある事件があったようで・・・。
ギョエ~!
そんな怖い話はナシ!だって不動産情報ブログですからね
今回は事故物件について、不動産業者がどんな風に広告やお客さんにお伝えするかのお話をしていきます。
✔これから家を買う人
✔お部屋を借りようとする方
✔そもそも心霊系が好きな人
都市伝説 事故の後、入居者の入れ替えが一度あればもう不動産会社は教えてくれない・・・。
よく噂でありますが、ある部屋で人が亡くなったとしても、その次に入居者が入れば、その次に入る人には、過去にこの部屋で人が亡くなったことを伝えなくて良い、というのを聞いたことありませんか?
普通だとそういう部屋は借りる方がいないから、賃料が他の部屋と比べて低く設定になる為、管理会社と大家さんでグルになって管理会社が超短期間で借り上げして、あたかも誰かが入居したようにして、事故物件ということを意図的に伝えないようにするとか・・・。
これについては嘘です。昔はどうか分かりませんが、今はないです。
というのも、宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドラインというのが国土交通省より発表されており、基本不動産会社はこちらを参考にしているためです。
その中の一文をピックアップすると、「人の死の発生から経過した期間や死因に関わらず、買主・借主から事案の有無について問われた場合や、社会的影響の大きさから買主・借主において把握しておくべき特段の事情があると認識した場合等は告げる必要がある。」
よく分からんな。
シンプルに言うと、人が亡くなった原因やその後の期間にかかわらず、基本的には不動産会社は買主や借主には伝えないといけない、という内容です。
ですので、事故物件は入居者の入れ替えがあったからといって、新しい入居者には伝えないというのは嘘になります。
事故物件の表示方法
今回のテーマである事故物件は具体的にいうと下記の通り。(良い説明文がありました。)
事件や事故が原因の死、自殺、孤独死などにより入居者が部屋で死亡した賃貸物件、通称「事故物件」
この事故物件ですが、物件募集の際にどのように告知しているかというと、マイソクという不動産会社が一般的に業者間だったりお客様へのご紹介するときに使う物件紹介資料に記載されています。
物件紹介資料の中にある備考欄・特記事項等の枠のところに告知事項ありと一文の記載があります。
紙ベースだとそれまでしか分からず、都度管理会社に連絡して内容を教えてもらいます。
私の実体験では殺人事件などの内容はなく、お部屋で病気になって亡くなったが多かったイメージですね。
自分でも事故物件は調べられる
事故物件というのは、今住んでいるところだったり地元でもなかなか知らないものです。
不動産会社の方も、物件情報は収集していても事故物件までは毎日調べていないので、サイトで調べたりしています。
今回はそのサイトをご紹介しますね。
たぶん、みなさんご存じかと思いますが、大島てるというサイトです。
このサイトは人が亡くなった情報を集めたサイトで、結構不動産会社の方は見ている率は高いと思います。
こちらのサイトが全てを網羅している訳ではないのですが、すごく参考になるサイトですのでご紹介しました。
改めて見ると日本の他にも海外までの情報もありますね・・・すごい。
まとめ
事故物件は事件でお亡くなりになった現場の賃貸物件や不動産のことですが、万が一ですが不動産会社も把握してないときもあります。
知らないで事故物件に住むということになると、アパートを借りているなどはまだ引っ越しができますが、マイホームとなると結構厳しいですよね。
自分の身は自分でということもありますで、大きな買い物のときは調べるのもいいかもしれません。
※事故物件には通常、自然死(日常生活の中での不慮の死、転倒事故など)は含まれません。